ギリシア神話は大熊座で / 
この星座の固有名のある星について
 
 
    
        
          
         
        
            
                
                
                【学名】 Ursa Minor 【略符】 UMi 
                【英名】 the Little Bear 
                【日本名】 こぐま(小熊) 
                【面積】 255.86平方度 
                【20時子午線通過】 7月13日 | 
             
         
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         北斗七星のひしゃくの先にあたるα(アルファ)星とβ(ベータ)星を結ぶ線をα星側に5倍ほどのばした先に、
        白っぽい2等星の北極星があります。
        この星は特に明るい星ではありませんが、北の方角を知るのにたいへん役に立つ星です。
        この7つの星のつらなりは、おおぐま座の北斗七星をそっくりそのまま小さくしたような形をしているので、
        こぐま座のこの星列を北斗七星の「大びしゃく」に対して「小びしゃく」と呼ばれることもあります。
        α,β,γの3星が目立ちますが、晴れて空が暗い夜には3つの星の間に並ぶひしゃくのような星々がみえます。 
         
         この星座のα星北極星は、一晩中真北の空にあって方角を知るのに便利ですが、
        詳しく見ると天の北極から1度弱ほど離れているので、一晩のうちには他の星のように、
        円周運動の小さな円を描いて天の北極のまわりを回っています。 
         現在この円は年々小さくなって北極星がより天の北極に近づいていて、
        最も接近するのは西暦2103年、その後は再び遠ざかりはじめ2500年もすると30度も離れてしまい、
        かわって天の北極の近くにはケフェウス座のγ(ガンマ)星がやってきて北極星の役割を果たします。
        これは地球の南北をさす地軸が、ゆっくり円を描くような運動をしているためで、
        地軸のさす方向が動いて行くにつれその先にある北極の位置が変わるからです。 
         
         ギリシア神話では、大熊にされたニンフ、カリストの子供アルカスだといわれています。(ギリシア神話参照)
        エスキモーの人々の間では、この7つの星を、病気の子供を抱いている4人の男と伝えられているそうです。 
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